「サイトマップが確定したら、トップページをデザインしますので…」
「サイトマップページは作成しますか?」
「sitemap.xmlの用意をお願いします」
ホームページを作るときに使われる『サイトマップ』という用語は、主に3つの意味で使われています。
クライアント(発注企業)側にとっても重要なものなので、「サイトマップの意味が分からない!」という方は、ぜひ目を通していってください!
制作資料(設計)としてのサイトマップ
ホームページを制作する際、
「何ページ作ろうか」
「ページの階層はどうしようか」
「メニューにしたときの並びはどうしようか」
そうしたことを最初に決める必要があります。
そこで、制作会社またはクライアント(発注企業)自身が『サイトマップ』という資料を作成します。
この資料を作成する目的は、複数のページ(情報)をグループ化することで、メニューをわかりやすくすること、そしてそのグループを深堀していくことで詳細な情報を得られるように設計することです。
サイトマップはご自身のPCや会社の共有フォルダなどをイメージしていただくとわかりやすいかと思います。計画なしに資料のフォルダを作り、増やしていったり、ルールがないと、どこにあるかわからなくなりますよね…。

ホームページのサイトマップも同じ考え方です。いざ、ページを作ってみて、「これどこに置くんだっけ?」となり、どこからも見つけられないページになってしまうことを避けるために、まず最初にサイトマップを作ります。
サイトマップの見た目は、制作会社やディレクターによって様々ですが、意味は変わりません。


制作会社が作ったサイトマップ、何を確認すればいいのか?
お客様から「サイトマップの確認って、何を確認すればいいんですか」というご質問があります。
確かに、これだけでホームページの完成形を想像するのは難しいですし、サイトマップの重要度もわからないのでちらっと目を通して終わり、という方も多いのではないでしょうか?
制作会社がサイトマップを作った場合は、下記の点に注意して、(例)のような疑問・意見を伝えて修正してもらいましょう。
- 必要なページはすべて入っているか。
(例:「商品」だけでなく、『保守サービス』もPRしたい。このページはある?) - ページ分け、グループ化は適切か。
(例:店舗への訪問者が多いので、「アクセス」のページは重要。店舗は全国に4店舗ある。さらに『お車でお越しの方』『公共交通機関でお越しの方』といった交通手段別の詳細なマップも用意したい。「アクセス」は1ページだけで本当にOK?「会社概要」のグループに入れずに、「アクセス」を第二階層にしたほうが良いのでは?)
サイトマップの確認に抜けがあると、後々修正変更できない&追加費用となってしまうことが良くあるので、しっかり確認して下さいね。
サイトマップページ(HTMLサイトマップ)
ホームページ上に、目次ページとして存在するものを指します。
ページ数の多いサイトには、ほとんどサイトマップページがあります。

このページは、ページ数が多いサイトで、閲覧者が目的のページにたどり着けるようにという目的で設置します。
~10ページ程度の小規模なホームページであれば、メニューからほぼすべてのページに行くことができるので、サイトマップページは不要と考えることもできます。
また、現在はSEOに影響する要素ではないとされているので、無理に作る必要はないでしょう。(かといって、あって悪いものでもありません)
XMLサイトマップ(sitemap.xml)
XMLサイトマップとは、検索エンジンにサイトの内容を伝えるための情報が書かれたファイルのことです。
インターネット上には世界中の膨大なサイトが存在しています。その中で検索エンジンが自然にあなたのサイトを見つけることは実は難しいのです。
そこで、 XMLサイトマップ を、Google Search consoleから送信することで、
「このURLに、サイトがあります!一度見に来てください!」
と通知を送ります。
すると、GoogleのクローラーがそのURLからサイトを巡り、内容を収集していきます。(クロールされるといいます)
そうしてようやく、検索キーワードに対して、検索結果としてあなたのサイトを表示するようになるのです。
XMLサイトマップ の送信はやらないといけないのか?
結論から言うと必須です。せっかくサイトを作っても、検索に引っかからず見てもらえないというのは大きな損失です。
リニューアルで、URLをそのまま引き継いでいる場合は、自然にクロールされる可能性が高いですが、新しく追加したページなどもあると思うので、 サイト公開後、なるべく早くXMLサイトマップ の送信を行いましょう。(クロールの間隔は3日~2週間などといわれることもありますが、正確なことはGoogleから明らかにされていないため不明です。)
新規ドメインのサイトはすでにあるURLよりもクロールされる可能性は低いため、すぐに、確実にXMLサイトマップを送信しましょう。これをしなかったために、1年間検索に引っかからなかったという話を聞いたこともあります。
まとめ
サイト制作側は3つの「サイトマップ」について知識があるので、制作フェーズ、文脈で自然に判別しているのですが、クライアント(発注企業)側は、何度も「サイトマップが~」と言われたら混乱しますよね。
私自身、お客様から質問されることが多かったため、記事にしました。
担当者のあなたと制作者の意思疎通が円滑になれば幸いです。


